異常に教育熱心な医師の夫から高額な婚姻費用を得た事例
異常に教育熱心な医師の夫から高額な婚姻費用を得た事例
ご相談者
40代女性 専業主婦
夫:40代 医師
婚姻期間:13年
子ども:10歳
解決結果
夫から妻に月30万円の婚姻費用を支払う
面会交流は手紙のやりとりのみで行う
事例と解決までの流れ
医師の夫は小学生の息子の教育に厳しく、塾には行かせず、独自の問題を作り、満点が取れないと食事を与えないといった異常な行動を繰り返していました。
妻が注意すると、「お前の頭が悪いから息子の成績が悪いんだ」と暴言を吐きます。
夫の行動を改善するために、両家が揃って話をしましたが、夫も夫の父親も「全て妻が悪い」「医師になるためにはこのくらい当たり前」の一点張りで、話し合いは決裂。妻は子どもを連れて実家に帰り、弁護士に話し合いを依頼しました。
弁護士から直接妻に連絡を取らないようにと伝え、話し合いは弁護士と夫で行ったため、妻子は夫から直接的に暴言を受けることはなくなりました。
妻は離婚を希望していなかったため、別居中の生活費を決めて、夫からの面会の要求に対しては、虐待の証拠を提出して、手紙でのやりとりにとどめることで合意しました。
弁護士のコメント
別居後、必ずしも離婚をする必要はなく、子どもの年齢、ご自身の収入から、婚姻費用をもらいながら別居を続けるという選択肢を取ることもあります。離婚をした場合と別居を継続する場合の生活のシミュレーションも承ります。