退職が近づき収入が減った夫と離婚して、退職金を財産分与で得た事例

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役職定年

退職が近づき収入が減った夫と離婚して、退職金を財産分与で得た事例

ご相談者
50代女性 パート

夫:50代 会社員

婚姻期間:30年

子ども:24歳

解決結果

退職金を財産分与に組み入れて離婚

1年で離婚成立

事例と解決までの流れ

夫は、定年前の社員を管理職のポストから降格させて一般職にする、いわゆる「役職定年」の制度により、大幅に年収が下がりました。妻に家計を任せきりだった夫は、妻が貯金をしていない、浪費しているなどと家計に口を出すようになり、けんかが多くなりました。

妻は、老後を夫と過ごすことはできないと考え当事務所に相談。他の法律事務所との相談では、定年後でないと退職金は財産分与としてもらえないとアドバイスを受けていため、定年後に離婚したいと言いました。

しかし、その知識は誤っていることを弁護士がアドバイスしました。妻はすぐに別居をして、離婚調停を行いました。

その結果、妻の希望通り、退職金相当額を財産分与の対象に組み入れる内容で離婚が成立しました。

弁護士のコメント

弁護士によっては、離婚問題にあまり詳しくない場合があり、相談した弁護士の知識次第で、本来獲得できるものを諦めてしまうケースがあります。

当事務所は、他の弁護士に相談した後にいらっしゃる相談者の方が多いです。解決までの見通し、獲得できる結果をできる限り具体的にお伝えします。