未払いの治療費を回収した事例
未払いの治療費を回収した事例
ご相談者
院長
動物病院
スタッフ数 10名以下
ご相談内容
ペットの入院・手術を行った後、飼い主が「治療費は後日払う」と言ってペットを連れ帰ってしまった。
その後来院も連絡もなく、スタッフが電話をかけてもそのうち払うと言って無視されている。手紙を送っても支払いがないため、治療費を回収してほしい。
解決結果
弁護士が請求をして、入院・手術費用の回収に成功しました。
解決までの流れ
依頼を受けた弁護士が、飼い主に治療費の請求を行いました。
すぐに支払ってはこなかったため、粘り強く催促を繰り返したところ、飼い主から分割で支払われ、全額の回収に成功しました。
弁護士のコメント
未払い治療費の回収は経営に関わる大きな問題です。
小さな金額だからと放置した結果、売り上げの数パーセントが未払いになっている病院もあります。
飼い主に何度催促をしても支払われない場合、催促の業務自体が獣医師やスタッフの時間的、精神的負担となる場合もあります。
中には、診療の最初から支払う意思がない飼い主もいるため、未払い治療費の回収は早期の対応と粘り強い催促が重要になります。
また、未払いになってしまう多くのケースでは、事前に預り金を受け取っていなかったり、受付で後払いを許可する対応を取ったりしていたという原因もあります。
そこで、回収業務とともに、未払金を発生させないための院内マニュアルの作成も行います。